実りつつある田を 見張る梟(ふくろう)
田は世界。
穂は世界に生きる我ら。
鳥は神の使い。
見ている全ては、全能の神を語る。
神の愛を示す。
かつて地は膨大な水に覆われ、繁栄を誇ったひとつの世界が過ぎ去った。
そしてノアとその家族だけが後の地を受け継いだのである。
その子孫は増え地は再び人で満たされた。
田は実り刈り入れの時は近づいている。
神の意を受けた使いが地に降り立ち、悪に満ちた世から魂を解き放つよう告げる。
悪しき者の手から、豊かな実りを奪われないように、
世の闇を見通し、ときおり悪をそのかぎ爪で引き裂く。
取り入れの終えた世界は神の火で焼かれる。
悪しき者の叫び声とともに、悪の望みは潰える。
そして見張り警告する者の役割も終わる。
豊かに満ちた魂とともにかつて離れた天の家へと帰って行くのだ。
神とともに住む家へと! 新たな命を生み出す者となって。